2015.04.22
お知らせ
端午の節句~菖蒲湯~
5月5日(火) 菖蒲湯を行います。
中国では古来から端午節に菖蒲を厄除けとして用いてきました。
これが日本に伝わったのが奈良平安時代と言われます。
5月5日のこどもの日は「端午の節句」といい、邪気や悪鬼を祓う薬草とされていた菖蒲を軒に吊るしたり、湯に入れたりして無病息災を祈りました。
時代と共に立身出世への願い、男児の誕生の祝いなど変化してきましたが、「端午の節句」には、長い歴史と健康を願う人々の気持ちが込められています。
菖蒲湯は血行促進の働きがあるほか、鎮痛作用もあり、腰痛や神経痛なども和らげると言われています。
また、菖蒲は香りも高く自然のアロマテラピーの効果も期待できます。
菖蒲湯に使う菖蒲はサトイモ科、花を咲かせる花菖蒲はアヤメ科で植物学的には全く別の種類になります。写真は花菖蒲ですが(笑)